口コミや評判を基に徹底調査!東京都でおすすめの遺品整理業者を比較ランキングで紹介!

遺品整理業者の作業内容って?

公開日:2018/06/15  最終更新日:2018/07/12

遺品整理業者の作業内容って?

遺品整理とは、故人の遺品(動産のすべて)を整理することです。
整理の内容には、処分や買取の依頼、供養などが含まれます。
遺品を整理するのは、本来は遺族が行う作業ですが、高齢化や核家族化によって遺族では手が回らないまま放置されるケースが増えてきました。
時代のニーズによって生まれた遺品整理業者。
その作業内容をご紹介します。

 

遺品の確認と分別からすべては始まる

故人の遺品は、故人の住まいで使われていた「モノ」のすべてです。
ティッシュやメモ用紙などの消耗品、台所道具、思い出のアルバムなどすべてが遺品です。
業者が最初に行うのは、これらの「要・不要」を遺族に確認することです。
遺族が処分に立ち会えるときは、遺族に確認しながら作業を進めていきます。
遺族が立ち会えないときには業者が判断し、処分リストを作成。
遺族がリストを確認してから処分となります。
処分しない遺品に関しても、依頼すれば梱包まで行ってくれるケースがほとんどです。
明らかに貴重品と分かるものは、専用の箱に入れて遺族に引き渡されます。
賃貸物件の遺品整理では、故人の遺族が不明なケースもあります。
このようなケースでは、賃貸物件のオーナーに遺族の代わりになってもらい、処分するものとしないものを判別していくことになります。

 

遺品のうち不用品を買取、または廃棄処分

古物商免許を持っている遺品整理業者であれば、不用な遺品を「買取」という形で処分することが可能です。
着物や絵画、貴金属など、高額な価格で買い取ってくれることもあり、中には買取金額で遺品整理業者への支払いが賄えたというケースもあります。
遺族で引き取って買取業者に持ち込むこともできますが、整理しながらプロが買取品を査定していきますので、買取金額が確定するまでの時間がかかりません。
買取が出来ないと判断されたものに関しては、業者が持ち帰り産廃処分を行います。
遺品整理業に関しては、まだ新しい業種ですので法整備が追いつかず、無許可で買取を行っている業者があります。
遺品整理を依頼するときには、依頼する業者の持っている免許をきちんと確認することが大切です。

 

遺品の供養も整理業者の大切な仕事です

遺品の供養は必ず行わなければならない、という決まりはありません。
しかし、「故人が大切にしていたものかどうかわからず、処分するのにためらいがある」という気持ちが少しでも残るなら、供養を行うことをおすすめします。
遺族の気持ちを軽くすることができるため、多くの遺品整理業者では遺族からの依頼があれば遺品の供養を僧侶に依頼しています。
提携している寺院に持ち込むこともありますが、業者の施設内に供養室を設けて供養を行うこともあります。
多くの場合、他の人の遺品と合同で供養を行いますが、遺族からの希望があれば故人の遺品だけで供養を行う「単独供養」を行うことも可能です。
遺品の供養と聞くと、人形や仏壇仏具を連想する人が多いかもしれませんが、故人が愛用していたものや写真などあらゆるものの供養ができます。
気持ちの整理をつけるため、遺品のすべてを供養して欲しいと願う遺族も多くなっています。

〇まとめ
生前整理」という言葉が流行しましたが、まだまだ、遺品を残してから無くなる方が大多数を占めています。
遺族が整理しきれない部分を補ってくれるのが遺品整理業者です。
残念ながら、法整備が進んでいない中、追加金額を請求したり、遺品を無断でリサイクル市場に流したりする業者もあります。
遺品整理業者を選ぶときには、遺族の気持ちに寄り添って丁寧な仕事をしてくれる業者かどうかを見極めることが大切です。
その際、ホームページやパンフレットを確認し、遺品整理をその業者がどのように捉えているかを読み取ってください。
また、後々相続に関して揉め事が起こらないように、遺品整理の際は遺族間で誰が立ち会うのかなどしっかりと話し合っておくことも忘れてはいけません。

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