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遺品整理で出た粗大ごみはどう処分する?

公開日:2019/02/01  最終更新日:2019/01/11

遺品整理を行っていると、粗大ごみも色々出てくる事があります。

その大きなごみを処分する方法は3つあって、1つ目は自治体による回収です。

2つ目は遺品の整理の専門業者に任せる方法であり、3つ目は不用品回収です。

2つ目と3つ目の業者は、仕分けや供養に関する違いがあります。

 

大きなごみを自治体に回収しに来てもらう

そもそも遺品の整理をしていない時でも、粗大ごみが出てくる事はあります。

部屋の整理をしていた時や、引っ越し作業などを行っていると、色々とごみが出てくる訳です。

タンスや冷蔵庫など、大きな物が含まれている事はあります。

その大きな物を処分したい時は、自治体に回収に来てもらうのが一般的です。

大抵はコンビニなどで粗大ごみ用のシールを購入し、不要な物に貼り付けておきます。

そして所定の日になると、自治体の担当者が回収に来てくれる訳です。

自力で遺品の整理を行っている方々は、自治体に回収に来てもらっている事が多いです。

ただ自治体による回収は、デメリットもあります。

回収日の予約などが必要である上に、やや時間がかかる事も多いです。

自治体によっては予約が殺到していますから、回収が完了するまで1ヶ月ほど要してしまう場合があります。

また不要な物は、玄関先などに出さなければなりません。

住宅によっては、玄関まで運び出すのが大変なこともあります。

遺品整理の専門業者に依頼をする

その他にも、遺品整理の専門業者に任せる方法もあります。

多くの方々は、その業者に依頼しています。

専門業者は、もちろん遺品の搬出作業なども行ってくれます。

大抵は故人の住宅にトラックで訪問し、遺品の積み込み作業を行ってくれる訳です。

その積み込みの作業は、業者の担当者が全て行ってくれます。

依頼主本人としては、わざわざトラックに積み込む必要はありません。

また専門業者なら、遠い場所での作業も行ってくれます。

例えば依頼主は関西地域に住んでいて、故人の住居は関東地域だとします。

その場合、専門業者は関東地域に出張し、トラック積み込みなどを行ってくれる訳です。

依頼主が関西に住んでいると、上述の「自治体によるごみ回収」は困難な事もあります。

わざわざ依頼主が関東地域まで行き、玄関先にごみを出す事になってしまうからです。

しかし専門業者なら、その作業を代行してくれます。

また専門業者は、作業日を選ぶ事も可能です。

自治体の予約日は、必ずしも自分の希望通りにならない事もあります。

自治体の繁忙状況によっては、予約を取るのも困難だからです。

それに対して専門業者は、幅広い日程で予約を取る事が可能です。

不用品回収という手段と遺品の整理業者との違い

その他にも、不用品回収という選択肢があります。

上述の遺品の整理の専門業者と同様に、トラックで回収に来てくれる訳です。

ただ不用品回収は、遺品の整理業者とは異なる点もあります。

主な違いは2つあって、1つ目は遺品の仕分けです。

不用品回収の専門業者は、基本的には遺品の仕分けは行いません

まずは依頼主本人が、不要な物と必要な物を分けておく必要があります。

その仕分けを行っておかないと、必要な物まで処分されてしまう可能性があるので、注意が必要です。

ところが遺品の整理業者ですと、その仕分けを行ってくれる訳です。

2つ目は、供養の有無です。

ご不幸があった訳ですから、遺族としては供養も行う事になります。

しかし不用品回収の業者の場合は、供養まで行う事はありません

あくまでも回収だけを行う訳です。

それに対して遺品の整理業者は、品物に対する供養も行ってくれますし、それに関する手配作業も行ってくれます。

まとめ

ですから遺品整理の粗大ごみを処分する方法は3つある訳ですが、多くの方々は整理の専門業者に依頼しています。

他の2つの方法と比べると、遺品の整理に関するサービスが充実しているからです。

肝心のごみ処分も代行してくれますし、検討してみると良いでしょう。

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